意思決定から始める#
質問を書く前に、回答によって何を変えるのかを決めておきましょう。たとえば、価格を変える、ある機能を別の機能より先に開発する、プランを継続するか廃止する、といったことです。すべての質問がその意思決定を前に進めるものであるべきなので、好奇心を満たすだけの質問は削りましょう。ほとんどの調査に必要な質問は3〜6問です。まず選択肢や評価で測定し、その後に理由を尋ねます。
Design with Alpha(Alphaで設計)は、ブリーフと選択した顧客をもとに最初の下書きを作成します。調査を開始する前に、すべての質問に目を通してください。どの質問も、言い換え、並べ替え、削除ができ、新しい質問を追加することもできます。
質問ごとにタイプを選ぶ#
| タイプ | 用途 | 避けること |
|---|---|---|
| 多肢選択 | 顧客が今していることも含め、顧客が持つ選択肢の間で本当のトレードオフを迫る | 重複する選択肢や、当てはまらない人が出る選択肢 |
| チェックボックス | 当てはまるものをすべて把握し、その後で最も重要なものを尋ねる | 優先度の測定(すべてにチェックが付くため) |
| 均等目盛 | 可能性、満足度、量を、すべての目盛りにラベルを付けて測定する | どの意思決定にも関わらない賛成・反対の設問 |
| マトリックス | いくつかの項目を同じ尺度で並べて評価する | 5〜6行を超える行数 |
| ランキング | 短いリストを順位付けする | 5〜6項目を超えるランキング |
| 段落 | 回答の背景にある理由を、顧客自身の言葉で聞く | 「その他、ご意見はありますか?」 |
| コンピュータータスク | ツインが実際のウェブサイトで何かを実行できるかを確認する | 成功の明確な基準がないタスク |
回答を正直に保つ#
- 逃げ道を用意する。 選択肢の下にあるAdd “Not sure”(「わからない」を追加)を選びます。結果では、実際の回答の後に表示されます。
- 顧客がほかの答えを挙げられるようにする。 Add “Other”(「その他」を追加)を選ぶと、自由記述の選択肢が追加され、そこに挙げられた内容を記録できます。
- Shuffle option order(選択肢の順序をシャッフル)は、自然な順序のないリストで使います。最初に表示されるだけで選ばれる選択肢が出ないよう、ツインごとに異なる順序で表示されます。頻度や価格帯など、順序のあるリストではオフのままにします。Other(その他)とNot sure(わからない)の選択肢は、位置が固定されます。
- Ask before the subject is shown(対象を見せる前に質問)は、純粋想起を測りたいときに使います。ツインは、ブランドや資料を見る前に回答します。
- Add customer context(顧客のコンテキストを追加)は、価格や状況など、複数の質問に共通する事実に使います。1行に1つずつ短い事実を書いてください。各行は箇条書きとして表示されます。
各ツインは、担当する顧客のプロフィールと調査で提示された内容だけをもとに回答するよう指示されています。そのため、「わからない」や「自分には当てはまらない」も、読む価値のある本当の回答です。
バックテストでツインを検証する#
バックテストでは、自社がすでに下した意思決定についてツインに尋ね、実際に起きたことにツインがどこまで近づけるかを確認します。調査を作成するときに、タイプとしてBacktesting(バックテスト)を選びます。顧客が直面した状況、意思決定が行われた日、その後に起きたことを、自分の言葉で記述してください。Point11は、記述された内容から、動いた指標とその変化量を読み取ります。
Results(結果)では、観測した各指標の変化が、ツインの予測およびその誤差の範囲と並べて表示されます。誤差の範囲は、回答するツインが増えるほど狭くなります。Calibration(キャリブレーション)では、各実行について、ツインを演じたモデル、回答したツイン、どこまで近づいたかが一覧表示されます。1つを選ぶと、その数値が表示されます。もう一度試すには、別のモデルまたは別の顧客のツインを選んで同じテストをRun(実行)するか、Find the best model(最適なモデルを探す)で同じツインに対してすべてのモデルを一度に試します。調査そのものは最後に配置され、開くまでは折りたたまれています。