概要#
Factory は、Advisor が推奨するアクションを、チームがすでに使っているツールに送ります。Linear などのチケットトラッカーにはイシューとして、Slack チャンネルには投稿として届きます。各アクションはチケットとリンクされたままなので、Point11 から作業の進み具合を追えます。Tools > Factory を開いて Set up(セットアップ) を選ぶとガイドに沿って設定でき、ページ上で各部分を個別に設定することもできます。Factory は無料でご利用いただけます。
チケットトラッカーを接続する#
管理者とオーナーは、Trackers(トラッカー) でトラッカーを接続します。Connect Linear(Linear を接続) など、使用するトラッカーの Connect(接続) ボタンを選び、サインインして Point11 のアクセスを承認してください。組織で接続できるのは、トラッカーごとに一度に 1 つのワークスペースです。接続は組織に属するため、接続した人が組織を離れても引き続き機能します。トラッカーの接続と接続解除は、Point11 のダッシュボードでのみ行えます。
Disconnect(接続解除) を選ぶと、その接続を通じた送信がすべてただちに停止します。その接続の送信先は同じワークスペースを再び接続するまで待機し、すでに作成されたイシューはトラッカーに残ります。
送信先を選ぶ#
送信先とは、アクションが届く場所です。トラッカー内のチームでは各アクションがイシューになり、Slack チャンネルでは Point11 の Slack アプリがアクションを投稿します。送信先とルートは管理者とオーナーが管理します。Destinations(送信先) で Add destination(送信先を追加) を選び、A tracker team(トラッカーのチーム) または A Slack channel(Slack チャンネル) を選んで、必要に応じて名前を付けます。名前を付けない場合は、チーム名またはチャンネル名が使われます。Slack チャンネルを送信先にするには、そのチャンネルに Point11 の Slack アプリ(Slack で Alpha を使うときと同じアプリ)が追加されている必要があります。送信先を削除すると、そこに送るルートも削除されます。すでに送信した内容の履歴は残ります。
アクションを自動で振り分ける#
ルートは、選んだ領域(またはすべての領域)で新たに追加または改訂された Advisor のアクションを、すべて 1 つの送信先に渡します。Routes(ルート) で Add route(ルートを追加) を選び、続いて Destination(送信先)、Areas(領域)、Mode(モード) を選択します。
- Review and send(確認して送信): 条件に一致する各アクションは、誰かが送信または却下するまで、Advisor の行で Ready to send(送信準備完了) として待機します。
- Send automatically(自動で送信): 条件に一致する各アクションは、Advisor が追加するとすぐに送信されます。
ルートはアクションを領域だけで照合し、その内容で照合することはありません。ルートは一時停止してしばらく止めることも、削除することもできます。各アクションがある送信先に送られるのは 1 回だけです。
Advisor からアクションを送信する#
Advisor で、アクションの行の末尾にあるメニューを開き、Send to Growth (Linear)(Growth(Linear)に送信) や Post to #web(#web に投稿) など、送信先を選びます。Point11 には、送信されるとおりの Title(タイトル) と Description(説明) が表示されます。どちらも必要に応じて編集してから送信してください。送信できるのは編集者、管理者、オーナーです。Point11 内のアシスタントがご自身に代わってアクションを送信する場合は、事前にご自身で承認します。承認には、そのアクションと送信先が明示されます。
Handoffs(引き渡し) 列には、各アクションの送信先と状態が表示されます。状態は Ready to send(送信準備完了)、Sending(送信中)、Sent(送信済み)、Not sent(未送信)(理由が表示されます。もう一度送信してください)、Dismissed(却下済み)、Withdrawn(取り下げ済み) のいずれかです。Tools > Factory の View all activity(すべてのアクティビティを表示) には、すべての引き渡しが新しい順に一覧表示されます。
チケットの内容#
チケットは Advisor が書いたとおりのアクションで、省略や要約は一切ありません。そのアクションが重要な理由、やるべきこと、チェックリスト形式の受け入れ基準、領域と工数、Advisor が価値を見積もった場合はその見積もり、そして Point11 にあるアクションの根拠と履歴へのリンクが含まれます。末尾には For coding agents(コーディングエージェント向け) ブロックがあり、アクションの ID、それを読み取る MCP ツール、Point11 の MCP サーバーのアドレスが記載されています。
チケットを最新の状態に保つ仕組み#
Point11 は各チケットをアクションと同期させ、チームの作業を上書きすることはありません。
- Point11 でアクションが変更された場合。 チケットのタイトルと説明が新しいバージョンになります。送信前に誰かがタイトルや説明を編集していた場合は、代わりに新しいバージョンがコメントとして届きます。
- アクションが却下された場合(Advisor によるものか人によるものかを問いません)。チケットに理由を記したコメントが追加され、その引き渡しには Withdrawn(取り下げ済み) と表示されます。チケットを残すか閉じるかは、ご自身で決められます。
- Advisor が公開中のサイトを確認した場合。 Advisor がアクションを完了とした場合、または問題がまだ残っているためアクションを再開した場合は、Advisor の理由を記したコメントがチケットに追加されます。チケットのステータスは引き続きご自身で管理します。
各引き渡しには、トラッカーが最後に報告したチケットのキー、リンク、ステータスが表示されます。Slack への投稿は 1 回だけ送信され、その後に編集されることも、フォローアップされることもありません。
Point11 がトラッカーで決して行わないこと#
Point11 は、ワークスペースのチームを読み取り、選んだチームにイシューを作成し、自身が作成したイシューのタイトルと説明を更新し、そのイシューにコメントします。イシューを閉じる、削除する、担当者を変更するといった操作は決して行わず、ステータスを変更することも、自身が作成していないイシューの情報を保持することもありません。チケットのステータスをもとに Point11 が作業の完了を判断することはありません。完了は Advisor が公開中のサイトで確認します。
コーディングエージェント#
Claude Code、Cursor、Codex などのコーディングエージェントは、ご自身としてサインインするか API キーを使い、Point11 の MCP サーバー経由で Advisor のアクションを読み取り、更新します。Tools > Factory には、コピー用のサーバーのアドレスが表示されます。チケットに取り組むエージェントは、アクション、その根拠、Point11 による確認方法を読み取ってから、ご自身のリポジトリで変更を行います。Point11 がリポジトリにアクセスすることは決してありません。
Advisor イベントのウェブフック#
Advisor のアクションを自社のシステムに送るには、管理者とオーナーが Settings(設定)> API keys(API キー) の Webhooks(ウェブフック) でエンドポイントを追加し、イベントを選択します。イベントは Advisor action added(Advisor のアクションの追加)、Advisor action changed(Advisor のアクションの変更)、Advisor action status changed(Advisor のアクションのステータス変更) です。